年会費無料のおすすめ法人カード

■年会費無料の法人カードは少ない

法人カードは年会費で選ぶ方法があります。
できれば年会費は低い方が良いというケースは多いでしょう。
年会費にかける経費を削減できますからね。
本カードだけでなく従業員に持たせる追加カードや、ETCカードも年会費無料だとありがたいのではないでしょうか。

年会費無料の法人カードが欲しい…という声もよく聞きますが、法人カードはほとんどが年会費有料です。
年会費無料が全くないわけではありませんが、選択肢が非常に少ないです。

年会費無料の法人カードが少ない理由

・貸し倒れリスクが大きい
法人カードは利用限度額が高く、貸し倒れをしたときの損失が大きくなります。
サラリーマンは毎月決まった金額の給料をもらえますが、法人となるとそうはいきません。
月によって収入の金額が違ってきますので、法人カードの支払いに影響を及ぼしやすいです。
また経営が破たんしてしまう可能性もあります。
サラリーマンに発行するクレジットカードよりも、法人カードは貸し倒れが起きやすとも言えるでしょう。
損失を少しでも減らすための保険として、年会費を徴収しているのです。

・競争が少ない
個人向けは年会費無料クレジットカードが非常に多いですね。
年会費をなくすことで発行してもらいやすくしているためです。
クレジットカードはたくさんの種類があり、非常に競争が激しいです。
普通のサービスでは選んでもらえないので、「こんなにサービスが付帯するのに年会費無料なんですよ!」とアピールすることで会員を増やしているのです。
法人カードはそれほど多くの種類は発行されていません。
種類が少なければ、何をしなくても発行してもらうことができます。
無理に「年会費無料」という付加価値を付ける必要はないのです。

・サービスが付帯する
法人カードは個人向けクレジットカードより、付帯サービスが多い面があります。
個人向けにはない福利厚生サービスや、会計ソフトなどの連携などを付帯させると、コストがかかってしまいます。
そのコストを補うために、年会費を有料にする必要があるのです。
これは致し方ない部分があるでしょう。
サービスが充実しつつ年会費無料というのが理想的ですが、これではクレジットカード会社の経営は成り立ちません。
経営者であれば、その辺のことは理解できるのではないでしょうか。

■JCB法人カード一般

JCB法人カード一般は、手ごろな年会費で発行できる法人カードです。
年会費無料ではありませんが、少ない負担で持つことができます。
18歳以上の法人、個人事業主が発行できます。

・年会費
初年度無料、翌年度より1,250円(税別)です。
法人カードとしては、年会費は低いです。
追加カードの年会費も初年度無料、翌年度1,250円(税別)で、何枚でも発行することが可能です。
ETCカードは年会費無料、発行手数料は無料です。
1枚のJCB法人カードに対し、複数枚のETCカードを発行できるのが特徴です。
何枚発行しても年会費負担がないのでおすすめです。

・付帯サービス
最高3,000万円の国内旅行保険、海外旅行保険が付帯します。
また海外利用分は、最高100万円のショッピング保険が付帯します。
年会費は低いですが、補償はしっかりついた法人カードです。

・ポイントシステム
1,000円の利用ごとに1ポイントの付与があります。
JCBオリジナルシリーズ優待店では、ポイント2倍~になる特典があります。
Amazonで3倍、昭和シェル石油で2倍などとなります。
また海外利用はいつでもポイント2倍になりますし、OkiDokiランドを経由してネットショッピングをすると最大ポイント20倍になります。
年間利用金額によっては翌年のポイントが最大70%アップします。
基本的なポイント還元率は0.5%ですがポイントをよりためるチャンスが多いので、実際に使ってみるとポイントがたまりやすい法人カードと感じられるでしょう。

・必要書類
法人代表者または個人事業主の本人確認書類、法人としえ確認できる書類(現在事項全部証明書、履歴事項全部証明書など)が必要となります。
決算書や確定申告書が必要となる場合もあります。

・審査基準
JCB法人カード一般の審査を通過するために、必須となるのが固定電話となります。
ずっと黒字経営であっても、業歴が長くても、固定電話がないと審査に落ちてしまうようです。
JCB法人カード一般を取得するなら、固定電話をひいてから申込をしましょう。

・人気のサービス
法人向け出張サービス、じゃらんコーポレート、新幹線チケットレスサービスなどがあり、出張に役立つサービスがある法人カードです。
またエッソ・モービル・ゼネラルコーポレートカードを追加発行すれば、店頭クレジット価格で給油ができお得です。
年会費96円(税別)なので、費用負担はほとんどありません。

■P-oneビジネス法人カード

永年年会費無料ではありませんが、実質年会費無料となる法人カードがP-one Business MasterCardです。
年会費無料の法人カードは少ないですが、実質年会費無料となる法人カードもほとんどありません。
P-one Business MasterCardは、非常に貴重な法人カードなのです。
20歳以上の個人事業主、法人代表者が申込できます(追加カードは18歳以上)。

・年会費
初年度無料、翌年度より2,000円(税別)となります。
ただし年間1度でもP-one Business MasterCardを利用すると、翌年度の年会費が無料となる特典があります。
年に1度使うだけで、実質年会費無料で使うことができる法人カードなのです。
追加カードは5枚まで発行でき、こちらはカード利用の有無にかかわらず年会費無料となります。
ECカードは年会費無料ですが、発行手数料として1,000円(税別)が必要となります。

・付帯サービス
90日間最高300万円(免責3,000円)のショッピング保険が付帯します。
一般クラスの法人カードとしては、高い補償金額となっています。
旅行保険などの付帯はありません。

・ポイントシステム
1,000円に2ポイントが付与されます。
1ポイントは約3円相当となりますので、還元率は0.6%です。
法人カードは0.5%以上の還元率があれば、ポイントはたまりやすいと言えます。
還元率0.6%は、悪くはない数字です。
実質年会費無料法人カードで、しっかりポイントをためられるのはお得でしょう。

・必要な書類
本人確認書類と事業実績確認資料が必要となります。
本人確認書類は運転免許証、運転経歴証明書、健康保険証、パスポート、在留カード、住民票の写し、住民基本台帳カードなどです。
事業実績確認資料は個人事業主は確定申告書Bと青色申告決算書(白色申告書の収支内訳書)、法人は損益計算書、賃借対照表、販売費および一般管理費内訳の直近1期分の決算書、源泉徴収票などの収入証明書となります。

・審査基準
P-one Business MasterCardは、赤字決算でも発行しやすい法人カードとされています。
赤字決算で申込みをしても、門前払い…となる心配はありません。
審査が心配なケースには、おすすめの法人カードでしょう。

・キャッシングが可能
法人カードとしては珍しく、キャッシングを使うことができます。
突然現金が必要になった場合に、頼りになる一枚でしょう。

■EX Gold for Biz法人カード

ゴールドカードクラスの法人カードで、人気が高いのがEX Gold for Biz iD×QUICPayです。
EX Gold for Biz M iD×QUICPayは法人代表者、EX Gold for Biz S iD×QUICPayは個人事業主が申込できます。

・年会費
初年度無料、翌年度より2,000円(税別)となります。
ゴールトの法人カードの年会費は10,000円程度が普通となりますので、低年会費のゴールド法人カードとなるでしょう。
追加カードは3枚まで発行でき、年会費は無料です(EX Gold for Biz S iD×QUICPayは、追加カードはありません)。
ETCカードは年会費無料で、発行手数料も無料です。

・付帯サービス
最高2,000万円の海外旅行保険、最高1,000万円の国内旅行保険が付帯します。
また90日間最高100万円のショッピング保険が付帯します(免責10,000円)。
ゴールドの法人カードなだけあり、補償はしっかり付帯しています。
VISAにはVisaゴールドカード優待特典、Visaビジネスオファー、マスターカードにはMastercard T&E Savings、Mastercardビジネスアシストが使えます。

・ポイントシステム
1,000円に1ポイントが獲得できます。
そしてEX Gold for Biz iD×QUICPay会員は、ポイントが20%アップする特典があります。
還元率は0.6%になり、法人カードとしてはポイントがたまりやすいでしょう。
さらに年間利用金額によっては、最大1.1%の還元率になります。
法人カードでポイントをためたいならおすすめでしょう。

・必要な書類
基本的に代表者の本人確認書類のみで申込みができます。
登記簿謄本(全部事項証明書)などの提出無しで、発行ができる法人カードとなっています。

・審査基準
業歴3年、2期以上の黒字経営といった条件をクリアしていなくても、発行が可能な法人カードです。
開業して間もなくても、発行に至っているケースが多いです。
ゴールドクラスではありますが、初めての法人カードとしてもおすすめです。

・ゴールドカードではあるが…
ゴールドの法人カードに付帯することが多いのが、空港ラウンジ無料利用です。
しかしEX Gold for Biz iD×QUICPayには、空港ラウンジ利用サービスは付帯していません。
出張が多く空港ラウンジを使いたい法人には、やや物足りない法人カードと感じてしまうでしょう。

■オリコビジネスカードGold法人カード

オリコカードはいくつかの法人カードを発行していますが、コスパが高いと人気なのがオリコビジネスカードGoldです。
ポイントの付与はないのですが、格安の年会費でゴールドカードならではのサービスを受けられる法人カードとなっています。
法人のみが発行できる法人カードで、個人事業主は発行対象外です。

・年会費
初年度無料、翌年度より2,000円(税別)です。
追加カードの年会費は本カードと同じ2,000円(税別)です。
追加カードの発行可能枚数は20枚までなので、中小企業向けの法人カードです。
利用限度額は追加カードごとに設定することが可能です。
ETCカードは年会費無料、発行手数料も無料です。

・付帯サービス
最高2,000万円の海外旅行保険、最高1,000万円の国内旅行保険が付帯します。
年間100万円、90日間(免責10,000円)のショッピング保険が付帯します。
さらにMastercardビジネスアシスト、Mastercard T&E Savingsが利用できます。
そしてゴールドの法人カードならではの付帯サービスとなるのが、空港ラウンりジ利用サービスです。
国内の主要空港、韓国・仁川国際空港、ハワイ・ホノルル国際空港のラウンジを、24時間いつでも無料で利用ができます。
追加カードでも利用が可能ですので、出張が多いならあると重宝するサービスでしょう。
年会費2,000円程度で空港ラウンジが利用できるのは、非常にコスパは高いと言えます。
何度か利用するだけで、年会費の元は取れてしまうでしょう。

・ポイントシステム
オリコビジネスカードGoldは、ポイントシステムがありません。
いくら利用をしても、ポイントをためることができないのです。
ゴールドの法人カードとしては格安の年会費ながらサービスは充実しているのですが、これはポイント付与がないためできるワザと言えるでしょう。
付帯サービスの面ではコスパの高い法人カードなのですが、ポイントをためたいなら向いてないとなってしまいます。

・必要書類
登記事項証明書か印鑑登録証明書、法人代表者の本人確認書類が必要です。
また利用限度額が300万円以上になると、直近2期分の決算報告書を提出しなければなりません。

・審査基準
決算報告書の提出は、利用限度額300万円以上となります。
300万円以下の利用限度額でなければ、経営状況を問わずに発行できると言えるでしょう。
赤字経営であっても、審査に通る可能性のある法人カードです。